個々の説明など

2023-05-03 23:44:00

砂糖菓子 mứt

砂糖菓子 mứt

 

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旧正月でなくても、大きな市場にはたくさんの砂糖菓子が売られていて、

さらに旧正月になると市場のあちこちで売られる砂糖菓子.

ベトナムでは旧正月になると砂糖菓子を家庭に用意していて来客があるとそれとお茶でもてなす.ということになっています.

果物や野菜や芋、豆などが材料となっていて

よくみかけるのが蓮の実、生姜、ココナッツ、うり、釈迦頭 などで果肉の形をそのままとどめているタイプのものや、ちょっと硬めのジャムみたいに果肉がペースト状になっているタイプのものもあります.ザボンの皮の部分などでも作ったりするのは日本とも一緒かなと思います.

 

 今回はココナッツを割って果肉を出すところからしてみました.誠実なTRUC先生がいつもそうしていたのを、ふと思い出しました.先生たち、それぞれお元気かな、とそれぞれの料理を作っているときに調理している姿やお顔を思い出します.

そしてカラフルに色付けされているのが一般的.昨今は天然のバタフライピーだとか、ハイビスカスなどの天然色をつけたものも登場しています.中部高原の町ダラットに行ったときは豆の砂糖菓子が市場の店に並んでいて、`甘納豆では!?`と喜んだのですが日本のとはまた違った味わいでした.ダラットにはそういえばさつまいもの砂糖菓子もありました.

 

この砂糖菓子 甘いものもあれば、ちょっと唐辛子が入ったり、また甘草を少しまぶしたちょっと変わった風味のものもあったりと、

ただ甘いものかと思ったら、そうでもない伏兵も紛れているので、購入するときは注意が必要です..

 

ちなみに、ベトナム旅行に行ったらお土産におすすめしたいのは

サワーソップの砂糖菓子mứt mãng cầu  です.甘酸っぱくて大好きな味.

ついつい食べ過ぎてしまいます.

 

砂糖菓子は、いずれも温かいお茶のお供にピッタリです.

 

ベトナム料理研究所

 

料理のレッスンをしています.