日記

2024-10-03 23:44:00

ココナッツクラッカー

よく売ってもいるけれど 敢えて自分で作る。

そういったものがいくつかあります。

 

 

サテ醤やココナッツクラッカーもそのひとつ。

 

何故か。

 

自分好みに作りたいからということです。

 

ベトナムのココナッツクラッカーは🥥

ココナッツともち米粉で作る至ってシンプルなチュイールのような薄焼きのお菓子。

こうやって、またチュイールと書くと『チュイールって何?』と

皆さまの疑問が増え、私の平素よりの癖である説明下手が露呈するのです。

tuile チュイールについてはこちらを。

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%AB

 

 

このココナッツクラッカーは、アイスクリームに添えるのもいいですが、ちょっと濃いめのコーヒーを最後の一口あたりは冷めるくらいのんびり飲みながら時々食べるのがおすすめです。

 

グループレッスンについて

 

 

 

 

 

2024-03-22 23:11:00

例外の チェー

チェーは ベトナムのデザートとしては日本でも知名度が高いのではないかと思います。

 

ベトナムに住んでいた頃、漫画雑誌の ちゃお に チェーのことがミニコラムのように書いてあったのを読んだので小学生にも認知されているのか??!と思ったものでした。   チェーは

豆や芋など(澱粉を含むもの?)を砂糖や蜜で甘く煮たもの 

と越越辞書にあり、一般的に水分を多く含むものが多いのですが、例外的に

 

Chè kho という 緑豆の餡子をお皿にペタッと広げて胡麻を散らしたものがあります。

お供えなどにも使うので、出来合いのものが売られていますが、年々こうした 昔ながらのおやつを見ることが減っているように思います。

若い人はスナック菓子とか西洋のお菓子が好きだから、伝統的なおやつを食べる人も少なくなったわねーと言っていたレッスン中のお料理の先生の言葉を思い出しながら、あんこを練っています。

 

私は高校生の頃に和菓子を作ってみようと本をみながら色々作ってみて、餡子は何度も何度も作ったので日本の和菓子の餡子よりもベトナムの餡子は手軽に作れるのですが、豆を戻して、煮て、潰して砂糖を加えて練って。。と餡子を晒す工程以外はほぼ同じ。

餡子のシンプルな味を楽しんでくださいませ。

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2023-11-01 20:37:00

ピーナッツのクッキーやローカルの洋菓子屋さん

ベトナムに住んでいた頃は、市場にほぽ毎日行っていたので

 

よく行っていたのは
ホーチミン市にあるタンディン市場、ダカオ市場、フーニュアン市場、バーチウ市場など。
どこに行っても市場は必ずのぞくのですが、暮らしの中で訪れる市場は毎日のことでもあり、飽きないように、新しい店を開拓したりしていたものでした。

タンディン市場は旅行者の人も、現地で住んでいる外国人もよく見かけました。
私は大体の市場で野菜はこの人から、エビはこの人から、お肉はあの店、、などと大体何度かの購入ののち、店員さんや売れ行き、買っている人の顔ぶれなどをみて購入場所を決めていくのですが朝出遅れると売り切れていたりして、歯がゆい思いもよくしたものです

タンディン市場の近くに何軒かローカルの洋菓子屋さんがあって、エクレア専門で売っていたり、シュークリーム、ラングドシャ、ヨックモックみたいなの(シガーですね。)
などの他に、ピーナッツクッキーがありました。

ピーナッツが真ん中に置いてあって、ほろほろしていて美味しくてプラスチックの箱に入っていて金色のテープで真ん中を止めてあるのですが、何個かで止めよう、と思って金色のテープをとじるのに、またそっと開けて食べて(誰に怒られるわけでもないけれど)気がついたら無くなっている。

ラングドシャはちょっと分厚めで、日本の猫よりベトナムの猫は舌が厚いに違いないとしょうもないことを思ったり、シガーもヨックモックの2倍くらいの厚さがあるように思うけれど、何だか懐かしい見た目には違いないので店員さんに顔を覚えられるくらいには、通っていたのでした。

ちなみに、ベトナムの店員さんは日本よりも顔を覚える能力が高い気がしているのですが、誰か研究などしていないのだろうか。何年も経ってからお店に行っても、覚えていてくれたりするので、今度ベトナムに行く時もちょっと昔馴染みの店に行くのを少し楽しみにしていたりします。

 

 

ちなみに、ベトナム料理研究所のピーナッツクッキーはニコニコヤサイのピーナッツを皮ごと使い、粗糖を使っているので現地で食べていたのよりは茶色いです。

🥜

 

 

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2023-08-24 09:33:00

ピーナッツを売りに来る子ども、大人

小さい袋に入ったピーナッツやゆで卵、ガム。

屋外や入り口の出入りがしやすいお店だと、住んでいた頃は誰か行商の人がものをテーブルい売りに来るので、面倒だったり面白かったり。

(最初のうちは面白いのだが、多いと毎回断るのに手を縦にしてくるくる回すジェスチャーを繰り返すことになる。)

行商の人の荷物はさほど多くはなく、身軽で荷物が常に多い私にとっては羨ましい話ですが、あんなに毎回毎回人に断られれて

買ってくれる人は稀だから、断られることに対して心臓強くないとできない仕事だな。。と感心していました。

 

 

2023-08-23 19:49:00

月餅 ミーの家にて

月餅を贈り合う風習があるとベトナムに住み始めた1年目に知り、その前年に食べた日本で香港の月餅の味の複雑さに

馴染めなかった私は月餅をとにかく警戒していた。

 

ある日、いつも遊びに行くミーの家に着いたら、なんだか香ばしい匂いがする。

 

お母さんが売るために月餅を大量に焼いていたのです。

 

なんとまあ。

そして、焼きたての月餅を食べようと誘われるのですが、月餅か。。と内心思っている私は

下手なベトナム語を駆使して食べることを回避しようとしたのですが、結局食べることに。

 

恐る恐る食べた月餅は予想に反して、とてもおいしかった。

中に焼き豚やナッツなど色々入っているパターンの五目タイプのだったけれど、香ばしく、軽やかだったのです。

焼いた後、落ち着いてから食べるもので、焼きたてを食べることのほぼない月餅。

その後もレッスンなどでお相伴に預かるのですが、手作りの月餅ってこんなふうに美味しいんだ!

とその都度思ったものです。

なかなか、出来立てを食べるチャンスはないとおもうのですが、味が落ち着いたものももちろん、良いけれど、焼きたてを賞味するために

自分で作れるようになるのもありかな、なんて思います。

 

私の月餅の印象はミーのお母さんのおかげでガラッと変わったので、私も何かの料理を作るときに心を配って作って誰かにとっての料理の印象をガラッと変えられればよいなと図々しく思っております。

 

 

 

 

 

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