日記

2023-11-01 20:37:00

ピーナッツのクッキーやローカルの洋菓子屋さん

ベトナムに住んでいた頃は、市場にほぽ毎日行っていたので

 

よく行っていたのは
ホーチミン市にあるタンディン市場、ダカオ市場、フーニュアン市場、バーチウ市場など。
どこに行っても市場は必ずのぞくのですが、暮らしの中で訪れる市場は毎日のことでもあり、飽きないように、新しい店を開拓したりしていたものでした。

タンディン市場は旅行者の人も、現地で住んでいる外国人もよく見かけました。
私は大体の市場で野菜はこの人から、エビはこの人から、お肉はあの店、、などと大体何度かの購入ののち、店員さんや売れ行き、買っている人の顔ぶれなどをみて購入場所を決めていくのですが朝出遅れると売り切れていたりして、歯がゆい思いもよくしたものです

タンディン市場の近くに何軒かローカルの洋菓子屋さんがあって、エクレア専門で売っていたり、シュークリーム、ラングドシャ、ヨックモックみたいなの(シガーですね。)
などの他に、ピーナッツクッキーがありました。

ピーナッツが真ん中に置いてあって、ほろほろしていて美味しくてプラスチックの箱に入っていて金色のテープで真ん中を止めてあるのですが、何個かで止めよう、と思って金色のテープをとじるのに、またそっと開けて食べて(誰に怒られるわけでもないけれど)気がついたら無くなっている。

ラングドシャはちょっと分厚めで、日本の猫よりベトナムの猫は舌が厚いに違いないとしょうもないことを思ったり、シガーもヨックモックの2倍くらいの厚さがあるように思うけれど、何だか懐かしい見た目には違いないので店員さんに顔を覚えられるくらいには、通っていたのでした。

ちなみに、ベトナムの店員さんは日本よりも顔を覚える能力が高い気がしているのですが、誰か研究などしていないのだろうか。何年も経ってからお店に行っても、覚えていてくれたりするので、今度ベトナムに行く時もちょっと昔馴染みの店に行くのを少し楽しみにしていたりします。

 

 

ちなみに、ベトナム料理研究所のピーナッツクッキーはニコニコヤサイのピーナッツを皮ごと使い、粗糖を使っているので現地で食べていたのよりは茶色いです。

🥜

 

 

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2023-08-24 09:33:00

ピーナッツを売りに来る子ども、大人

小さい袋に入ったピーナッツやゆで卵、ガム。

屋外や入り口の出入りがしやすいお店だと、住んでいた頃は誰か行商の人がものをテーブルい売りに来るので、面倒だったり面白かったり。

(最初のうちは面白いのだが、多いと毎回断るのに手を縦にしてくるくる回すジェスチャーを繰り返すことになる。)

行商の人の荷物はさほど多くはなく、身軽で荷物が常に多い私にとっては羨ましい話ですが、あんなに毎回毎回人に断られれて

買ってくれる人は稀だから、断られることに対して心臓強くないとできない仕事だな。。と感心していました。

 

 

2023-08-23 19:49:00

月餅 ミーの家にて

月餅を贈り合う風習があるとベトナムに住み始めた1年目に知り、その前年に食べた日本で香港の月餅の味の複雑さに

馴染めなかった私は月餅をとにかく警戒していた。

 

ある日、いつも遊びに行くミーの家に着いたら、なんだか香ばしい匂いがする。

 

お母さんが売るために月餅を大量に焼いていたのです。

 

なんとまあ。

そして、焼きたての月餅を食べようと誘われるのですが、月餅か。。と内心思っている私は

下手なベトナム語を駆使して食べることを回避しようとしたのですが、結局食べることに。

 

恐る恐る食べた月餅は予想に反して、とてもおいしかった。

中に焼き豚やナッツなど色々入っているパターンの五目タイプのだったけれど、香ばしく、軽やかだったのです。

焼いた後、落ち着いてから食べるもので、焼きたてを食べることのほぼない月餅。

その後もレッスンなどでお相伴に預かるのですが、手作りの月餅ってこんなふうに美味しいんだ!

とその都度思ったものです。

なかなか、出来立てを食べるチャンスはないとおもうのですが、味が落ち着いたものももちろん、良いけれど、焼きたてを賞味するために

自分で作れるようになるのもありかな、なんて思います。

 

私の月餅の印象はミーのお母さんのおかげでガラッと変わったので、私も何かの料理を作るときに心を配って作って誰かにとっての料理の印象をガラッと変えられればよいなと図々しく思っております。

 

 

 

 

 

2023-07-13 20:31:00

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2023-05-03 23:44:00

砂糖菓子 mứt

砂糖菓子 mứt

 

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旧正月でなくても、大きな市場にはたくさんの砂糖菓子が売られていて、

さらに旧正月になると市場のあちこちで売られる砂糖菓子.

ベトナムでは旧正月になると砂糖菓子を家庭に用意していて来客があるとそれとお茶でもてなす.ということになっています.

果物や野菜や芋、豆などが材料となっていて

よくみかけるのが蓮の実、生姜、ココナッツ、うり、釈迦頭 などで果肉の形をそのままとどめているタイプのものや、ちょっと硬めのジャムみたいに果肉がペースト状になっているタイプのものもあります.ザボンの皮の部分などでも作ったりするのは日本とも一緒かなと思います.

 

 

そしてカラフルに色付けされているのが一般的.昨今は天然のバタフライピーだとか、ハイビスカスなどの天然色をつけたものも登場しています.中部高原の町ダラットに行ったときは豆の砂糖菓子が市場の店に並んでいて、`甘納豆では!?`と喜んだのですが日本のとはまた違った味わいでした.ダラットにはそういえばさつまいもの砂糖菓子もありました.

 

この砂糖菓子 甘いものもあれば、ちょっと唐辛子が入ったり、また甘草を少しまぶしたちょっと変わった風味のものもあったりと、

ただ甘いものかと思ったら、そうでもない伏兵も紛れているので、購入するときは注意が必要です..

作り方は簡単で、下ごしらえをした果物に砂糖をまぶして、砂糖を染ませて、たえず動かしながら加熱して水分を飛ばす、という地道な作業です.砂糖が結晶化するときに毎回、わかっているのに `あ、固まった`と思う瞬間が私は好きです.

 

ちなみに、ベトナム旅行に行ったらお土産におすすめしたいのは

サワーソップの砂糖菓子mứt mãng cầu  です.甘酸っぱくて大好きな味.

ついつい食べ過ぎてしまいます.

 

砂糖菓子は、いずれも温かいお茶のお供にピッタリです.

 

ベトナム料理研究所

 

 

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